はじめに
1993年公開の映画『デモリションマン』は、未来のディストピア社会を舞台にしたSFアクション映画です。主演のシルヴェスター・スタローンとウェズリー・スナイプスの対決が話題を呼び、平和主義に傾倒した未来社会と、それに反発する要素が描かれています。この記事では、『デモリションマン』のあらすじや登場人物、作品のメッセージについて解説します。
映画『デモリションマン』のあらすじ
『デモリションマン』の舞台は2032年、犯罪が根絶され、管理社会化された未来のロサンゼルスです。凶悪犯サイモン・フェニックス（ウェズリー・スナイプス）と彼を追う刑事ジョン・スパルタン（シルヴェスター・スタローン）は、過去に起きた事件により冷凍保存され、未来の社会で復活します。サイモンが逃走し、平和主義社会で暴れ始めると、政府はスパルタンを解凍し、彼に対処させようとします。過去の価値観と未来社会のギャップに苦しみつつ、スパルタンはサイモンとの再戦に挑みます。
登場人物とキャスト
- ジョン・スパルタン（シルヴェスター・スタローン）：冷凍保存から解凍され、未来社会でサイモン・フェニックスを追う刑事。
- サイモン・フェニックス（ウェズリー・スナイプス）：凶悪な犯罪者で、未来社会を混乱に陥れる存在。
- レナ・ヘクシー（サンドラ・ブロック）：未来社会の警察官で、スパルタンと共にフェニックスの対処にあたります。
『デモリションマン』が描くテーマ：管理社会と自由の葛藤
『デモリションマン』の舞台となる2032年の未来社会は、犯罪が根絶された平和なディストピアです。しかし、この平和は個人の自由を犠牲にして成り立っており、スパルタンが過去から来た「自由の象徴」としてその矛盾に対峙します。この作品は、管理社会が人間性を奪い、自由や反抗が許されない社会の危険性を描いています。
注目シーン：スパルタンとフェニックスの対決
『デモリションマン』の見どころは、やはりスパルタンとフェニックスの壮絶な対決シーンです。未来社会の中で、過去の価値観や暴力的な手法を使って対決する二人の戦いは、アクション映画ファン必見のシーンです。また、平和を守るための手段として暴力が必要か否かという皮肉も込められています。
映画『デモリションマン』の影響と評価
公開当時、『デモリションマン』は未来社会を描いたディストピア映画として注目を集めました。特に管理社会や自由のテーマは、現在の社会にも通じるもので、繰り返し鑑賞する価値があります。未来的な設定や登場人物の個性が評価され、多くのファンを惹きつけている作品です。
まとめ
映画『デモリションマン』は、自由と管理社会の対立をテーマにしたSFアクションの名作です。ジョン・スパルタンとサイモン・フェニックスの戦いを通して、管理社会における人間の本質や自由の重要性が問いかけられます。ディストピア的な未来社会とアクションを融合させた本作は、今なお多くの観客にとって印象深い作品です。
管理人から
これは少しSFというジャンルだ！！
SFの知識がなくても見れるし知識があってもみれる、誰にでも優しい作品になっている。
今見ると粗々しいところも多くあるがそれが昔の映画を見ていると、感じられる。
初めてこの映画をみたときの自分を少し思いだす（笑）
私はサンドラッグが大好きだ。
サンドラッグ＝初めてみたアメリカの女性
厳密には違うが、初めて好きになったアメリカ人女性であることは確かだ！
サンドラッグのどこが好きなのと聞かれば
『初めてのアメリカ人女性だから』と答える。
サンドラッグからアメリカ人女性のイメージを持ったし、イメージが出来た。
管理人にとってはSFとサンドラッグという最高の組み合わせなのだ。
サンドラッグ好き、SF好きの人に進める一本だ（多分日本に5人はいる）
コメント