キャッチコピー 誰の心にもAKIRAはいる
1988年に公開された映画『AKIRA』は、日本の漫画家・大友克洋が監督と脚本を担当したSFアニメの伝説的作品。原作漫画をベースに、当時の最先端のアニメ技術と緻密なストーリーで観客を圧倒した。舞台は第三次世界大戦後の未来都市「ネオ東京」。ここで、超能力に目覚めた少年たちと政府の陰謀が絡み合い、スリリングなドラマが繰り広げられる。
単なるエンタメを超えた『AKIRA』は、深いメッセージとビジュアルで多くの人を魅了し続け、カルト的人気を誇る。海外からの評価も高く、日本アニメの国際的認知度を一気に引き上げた名作だ。
映画『AKIRA』のストーリーとキャラクター

物語の中心は、ネオ東京で生きる不良少年カネダと、彼の幼馴染で超能力に目覚めるテツオ。テツオは事故をきっかけに強大な力を得て、次第に暴走し始める。一方、カネダは彼を止めようと奔走し、二人の関係は次第に緊張感を増していく。政府の陰謀や人間の欲望が絡むこの作品は、SFアクションとしても熱いが、友情や人間の欲求に関するテーマも含んでいる。
未来都市ネオ東京のビジュアルと象徴性

未来都市「ネオ東京」のビジュアルは圧巻。細かいディテールまで描かれた街並みは、混沌とした未来社会の雰囲気をバッチリ表現。荒廃と未来感が入り混じったこの都市は、まさにディストピアそのもの。大友克洋監督のこだわりと、当時の先進的なアニメ技術が合わさって、リアルなのにどこか幻想的な都市として描かれている。このビジュアルは、後のサイバーパンク作品にも大きな影響を与えた。
『AKIRA』に込められたメッセージとテーマ
『AKIRA』には、核の恐怖や政府の腐敗、人間の欲望がテーマとして潜んでいる。特に、テツオが持つ「超能力」という力への渇望と、その制御の難しさは、深いテーマを感じさせる。1980年代の社会問題や未来への不安も反映され、見る側に現代社会への問いを投げかける作品だ。
世界への影響と今後の展望
『AKIRA』は、日本アニメを世界に広めた作品として、多くの映画やアニメに影響を与えた。特にアメリカでは、サイバーパンクやディストピアものに与えたインパクトが大きく、名作としての地位を確立している。最近ではリメイクの話も進行中で、新たな世代にも『AKIRA』の世界が再び広まることに期待がかかる。
管理人から
子供のころは自分の好きなものが良く分からない。
はっきりこんな作品が好きと言える子供はすくないと思う。(なぜか子供ときは好きなもをいうことが
すごく恥ずかしい)
私はこの映画を見た時に自分はこれの映画が好きと確実に思った。
それを感じることで同じような作品を見たくなったし、実際に好きになった。
自分の好みの方向が決定づける作品、もっと言えば自分を明確にした作品だ。
きっと同じような人はたくさんいると思う、好きな作品ではなくどんな作品が好きな気づかせてくれた
作品。
不気味SF、謎SF、青春物と管理人は思っている。
万人受けする映画と対局な位置にいる映画ともいえると思う。
見たこともない人がいたらその人は人生でも衝撃的な経験をこれから味わうことができる。
ただただうらやましい。
AKIRA この2時間でどのくらい人生が変わったのだろう、、、、
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